店舗の動線設計で気を付けるべきポイント
2024/12/03
動線設計とは、店舗内でのお客様や従業員の移動経路を計画することです。
店舗のレイアウトや商品陳列に大きく影響し、顧客の満足度や売り上げにも関わります。
そこで今回は、店舗の動線設計で気を付けるべきポイントについてご紹介します。
店舗の動線設計で気を付けるべきポイントとは
従業員が最短距離で動ける動線を考える
仕事の効率や安全性を高めるために、必要な場所や物品に素早くアクセスできる動線を考えましょう。
たとえば、飲食店では厨房とホールの間をスムーズに往復ができるようにし、物販店ではレジや在庫保管庫を近くに設置します。
無駄な移動や作業を減らせば人件費や時間の節約になり、お客様への対応も迅速になります。
客動線を広めに設計する
客動線とは、お客様が店内でどのような経路をたどるかを示すものです。
お客様が快適に商品を見て回れるように、通路やスペースを十分に確保しましょう。
たとえば、物販店では通路幅は1.5m以上、サロンでは施術室間隔は2m以上が目安です。
客動線を広めに設計することでお客様が安心して店内を回遊でき、混雑時でもストレスを感じにくくなります。
回遊動線を意識する
回遊動線とは、お客様が店内で1周するような経路を示すものです。
お客様が多くの商品に触れられるように、レイアウトや陳列を工夫しましょう。
物販店では入口から壁沿いに逆L字型に商品を配置し、飲食店では入口から奥まで視界が通るようにすることが多いです。
回遊動線を意識することで、非計画購買や追加注文などの可能性が高まり、滞在時間やリピート率の向上も期待できます。
まとめ
店舗の動線設計を行う際は、客動線や回遊動線を考慮し、従業員の効率を高める動線を考えるのがポイントです。
動線設計は売り上げに直結するため、慎重に行いましょう。
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